金沙江第一湾は月亮湾とも呼ばれ、雲南省徳欽県奔子欄鎮と四川得栄県子庚郷の境に位置する。北から南へ全域を縦断する定曲河は、瑪伊河と碩曲河を受け入れた後、三河の水を伴って金沙江の懐に入り、川の合流点で、三つの壁と二つの江を挟む奇景を成した。
　　山を越え越谷を越えて来る金沙江は、ここに至ってさらに水の勢いが大きくなった。両岸の谷は次第に広い金沙江、まもなく、この川の因要塞の時を超えたいような语调長距離走り回った疲れて、そこで延ばされる、ピラミッドのような日をめぐるルドベキア峰素敵にオメガ字のある大のカーブを描いた。ところが、この不用意な即興が、金沙江第一湾と呼ばれる奇観を生んだ。
　　この金沙江の大カーブにはもう一つの神話と伝説がある。青蔵高原に住むチベット人は、昔から神山聖水を信奉している。これはチベット族の伝統文化の発展と密接に関連しており、高原の宗教が山水について説明した産物でもある。原住民の世代によると、雲南省デチェン・チベット族自治州徳欽県の神山はチベット語でジェニーバヴドルジといい、中国語に訳すと英雄金剛心という。四川省甘孜蔵族自治州得栄県子庚、現在の瓦卡鎮の神山はチベット語で子庚奔所といい、中国語に訳すとトップの僧という。両岸の人々は無事で,幸せで自在な生活を送っている。しかし、しばらく後、突然金沙江一匹桀骜不驯の野生馬のように、荒海の勢いを荒した静かな家に向かってきて、それぞれの民衆と家を保護するために、二つの神山各顕神威、しきりに施募集、一年中、併殺金沙江が控えて駆け子栏内に流入神山熱は巴武多吉派があたるとした巨大な一匹を適時に渡り、大きな体で金沙江を塞ぎ、道を変えて子庚地区に流れるようにする。それを見た子庚奔所は、巨手を振って、雄々しい大鹏を飛ばして、大蛇を狙った。大鹏が羽を羽ばたかせると、山の稜線を蛇がずるずると下っていくのが見えた。それは旋回していたが、突然矢のように地面に飛び、一瞬にして蛇の頭を嚙み締め、剛健な翼を打ちつけ、必死に嚙み締め、ついに狂躁な蛇を退治した。金沙江の流れは相変らず変わらない。奔子欄神山の息子の熱尼布は負けていないで、身を投げて川の中で自分の体で川の水を塞いで流れの方向を変えることを試みます;子庚神山の奔所では、赤牛を一頭参戦させ、先方では烈しい馬を呼んで対抗させるなど、合戦をくりかえして、川の水は一本のリボンのように飛んで行った。時の流れと川の流れが絶えず変化して、最后についに今の波乱万丈で、勢いの薄い金沙江第一湾を形成した。